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新着情報 > もりのくに球磨ひとよしの「家づくり」座談会
語ちゃお、家づくり

 2008年、青井阿蘇神社(熊本県人吉市上青井町)が国宝に指定されました。国宝指定の理由の一つはその建築技術でしょう。建築を支えるのは材料である「木材」。
 人吉球磨地方で古くから盛んな産業のひとつに林業があります。木材が豊富にあり、なかでも木造住宅に適した良質の木材が実は私達の身近にあります。
 そこで、改めて地元産の木材、そして木を使った家造りについて考えてみたい。また、家を建てる世代の人達は、どんな家が建てたいのでしょうか。
 ・・・ということで、今回は「もりのくに球磨ひとよし」主催で、家造りに関する座談会をひらきました。参加していただいたのは、人吉球磨在住30代既婚女性の皆様。「家づくり」をテーマに「家」に対する夢を語っていただきました。

 12月某日、清流山水花あゆの里(人吉市)に集まっていただき、座談会の始まりです。

座談会の様子

座談会参加者
樺山さん/あさぎり町 36才・主婦・着物リフォーム 家族構成:本人+夫+娘(4才)
淋さん/人吉市 32才・専業主婦 家族構成:本人+夫
清利さん/人吉市 35才・専業主婦 家族構成:本人+夫
山田さん/人吉市 35才・雑貨屋 seeds 家族構成:本人+長女(小4)+長男(小2)+次女(4才)
「もりのくに球磨ひとよし」から、(株)田中組 代表取締役社長・田中 祐治、現代設計・橋口晃、永田村右衛門商店・永田政志、かちゃあデザイン・久保田 貴紀が参加しました。
座談会の全文は、「人吉・球磨 月刊情報誌 どぅぎゃん」2009年1月号(2008年12月20日発売号)に掲載されたものです。


もりのくに まずは、みなさんが現在お住まいの家について教えて下さい。


清利さん 新築のコーポです。浴室乾燥機や食洗機がついていて便利です。ただ、クローゼットの奥行きが足りないのは残念なところですが。でも家賃は6万円くらいで、他の所に比べたら安いですよね。


全員 えー!そう?人吉の家賃は高いって思うけどなぁ。


清利さん う〜ん、物価に比べたらそうかも。広島に住んでいた時、2DKで6万7千円でしたから、今のところは安いと思えるのかも。


山田さん 私は人吉市内の一軒家の平屋です。2LDKの借家に主人と子供3人の5人家族です。一番上の子が自分の部屋が欲しいと言い出したし、マイホームは考えています。


さん 私も人吉市内の新築マンションに主人と二人で住んでいます。家賃が1LDKで6万8千円です。


全員 6万8千円??1LDKで??


さん そうなんです。駐車場、防犯カメラつきです。夫婦二人だし、近所付き合いが密じゃない方がいいなと思ったのと、主人も転勤がある予定なのでマンションにしました。ただ、新築ですが、隣の音がかなり響きます。お隣が出張のときなど、めざましが鳴りっぱなしのときもありますよ。管理人さんに相談すればしっかり対応していただけますけど。


樺山さん 3年くらい前までは免田に住んでいました。国道のそばだったので子供が遊ぶには危険な個所もありました。今は深田の町営住宅に住んでいます。車の往来も以前の所より少ないからか、子ども達が外で遊んでいる風景をよく見かけています。家は、子供をどんな環境で育てたいかも考えますよね。


もりのくに 現在はみなさん賃貸に住んでいらっしゃいますが、今後家を建てるとしたら、こんな家に住みたいななどありますか。


山田さん 建てるなら断然平屋です。平屋で全部空気が分かるような間取りが理想だなぁ。今の家は、2LDKなんですが、部屋によっては日当たりが悪く、使いにくい部屋があるんですね。


どぅぎゃん編集部 確かに。長い間物置にしか使ってない部屋ってありますよね。


山田さん 子供の出入りが分かって、空気が家の中全体をしっかり廻っているような家です。飴色に変わった梁や縁側なんかもすきだから、中古物件でも全然構わないですね。家具等も、主人が張り切って作りたがると思います。


樺山さん 私も建てるなら平屋がいいです。主人が鍛冶工房をしていて、私は主婦をしながら、着物のリフォームをしているので、できれば主人の職場も、私の作業部屋も一緒になっているようなところが、とは思います。きっと今の家では子供が大きくなった頃には限界があると思うので。外観や家のコンセプトに関しては以前設計の仕事をしていた主人のほうがこだわりがあると思います。


清利さん やはりスーパーや、銀行が近くにあって欲しいですね。主人が和風の家がいいと言うと思います。そのわりに、庭にはピザを焼く窯が欲しいって言っていますけど(笑)主人は花の仕事もしていたから、イングリッシュガーデンを作りたいとも言っていました。


どぅぎゃん編集部 和風の家にイングリッシュガーデン?(笑)


清利さん まだまだまとまっている段階じゃないということですね(笑)家を建てたいとは思っていますが、まだ、こんなところです。


さん 私は田舎ならとことん田舎、隣近所に家が無いところがいいと言っています。今のところ子供がいないので、小さな家に、主人の趣味のゴルフ道具を置く部屋があればいいです。庭は、野菜が作れるくらいの庭も欲しいかな。


もりのくに 「和風」とか「平屋」という答えがあったのは意外でしたね。2階建ての異国風な家が流行っている傾向にあるように思うと、そうでもないのですね。やっぱり、話してみないと分からないものです。ところで、最後に木についてはどう思いますか?


山田さん 雑貨屋をしている関係で、同業の方のお宅を訪問しました。木造の家だったのですが、床を踏んだときの木の感覚が明らかに我が家のものとは違いました。木の温もりって、足に触れたときに分かると思います。その方のお宅はログハウス調で木が全面に使われていましたが、それほど使わなくても、やはり木の温もりのある家はいいですね。


田中 木の家は温もりを感じられるだけじゃないんですよ。木造だと、家の間取りの増減もしやすいという利点もあります。


全員 なるほど〜。


もりのくに 家を建てたいと思ったときは誰に相談すると思いますか。


樺山さん 身近に設計士さんがいらっしゃったら、設計士さんに相談するかもしれませんが、いなければ、展示場を見に行って、設計士さんをチェックするのかな。家を建てた友人は、「これは」と思った家には、直接訪ねて中を見せてもらったり、設計士を教えてもらったみたいです。そのくらい徹底する人もいるのでしょうが。


橋口 どの方法から始めるにしても、家を建てると決めたからといって、焦らないようにすることは大切だと思いますよ。私達も、お客さんがどういうものを求めているのか、どんな人なのかというところを知っていきながら、一緒に勉強していきたいと思っているんですよ。そうすることで、満足に近い家造りが可能になるはずです。


久保田 確かに一般的に、建てたいと思ってからの時間は少ないかもしれないですね。家造りは、むしろ漠然とした段階から、対話をしながら形にしていく方がいいでしょうね。


さん 私は退職後になっちゃうかもしれませんが、主人の実家の球磨村辺りに温かい木の家が建てられたらいいですね。


清利さん 和風建築と言っていますから、素敵な木のお家になるでしょう。お庭は・・・どうなるかなぁ。あはは。


樺山さん 木のお家に、鍛冶工房に、着物リフォームの作業場。なんだか夢が膨らみます。自分たちで壁塗りなどもやってみたいですね。


山田さん 今は、DIYの情報も簡単に集めることができますしね。自分のアイディアも組み込んだ、温かみのある木を使った素敵なお家が建てられたら嬉しいです。

 近い未来の話でも遠い未来の話でも、語り始めると家に関する夢は膨らんでいくようです。人吉球磨に家を建てるのであれば、豊富にある優れた木材を使わないのはもったいないかもしれませんね。
 これから家造りをお考えのかたも、地元素材の良さを少し勉強してみませんか。


お申し込み・お問い合せ
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(有)ワイエスプランニング(田中組企業グループ)
〈熊本県人吉・球磨地域木造住宅ネットワーク もりのくに球磨ひとよし 事務局〉
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